「40代から勉強って本当に必要なの?」そう感じていませんか?
確かに、サラリーマンとして安定した日々を送っていると、勉強の必要性を感じる場面は少ないかもしれませんね。
しかし、令和の時代、終身雇用や年功序列といった「昔ながらの安定」が崩れつつある現実…。
この現実を目の前にして、勉強しないことは将来の選択肢を狭めてしまう可能性があります。
私自身、副業を始めるために勉強を習慣化しましたが、今振り返ると「もっと早く始めておけば良かった」と思っています。
しかし、40代からでも決して遅くはありません。
勉強することで、人生の選択肢が広がり、仕事やプライベートにも良い影響を与えることは、私自身、実感しています。
もちろん、勉強は学生時代のように強制されるものではなく、あなた自身が選ぶことです。
ただ、今のまま「現状維持」を選び続けると、時代の波がそんな安定をいつまでも保証してくれるとは限りません。
そこで本記事では、40代こそ勉強を始めるべき理由を5つに分けて解説していきます。
「勉強なんてもう無理…」と思っていた方も、この内容を知ることで、新たな一歩を踏み出すきっかけをつかめるでしょう。
人生のターニングポイントを迎えた40代だからこそ、勉強を通じて新しい未来を切り開きませんか?
ぜひ最後までお見逃しなく!
サラリマーマンの勉強時間は平均7分
もちろん、サラリーマンとして働きながら、勉強の時間を捻出することは簡単なことではありません。
その証拠に、令和3年に総務省が発表したサラリーマンの1週間の平均学習時間は、たったの7分…。
この数字をどう捉えるかは、あなたに委ねるとして、やはり多くのサラリーマンは勉強に時間を割いていないことがわかります。
なぜ、40代は勉強できないのか?
ここからは、なぜ40代は勉強ができないのかを、私の個人的な意見も踏まえて解説していきます。
単純に忙しいから
子どもが自立していく50〜60代と違って、まだ育ち盛りの子どもがいる家庭では、勉強に割く時間がありません。
仕事や家事に追われていると、勉強の優先順位はどうしても低くなるもの。
毎日忙しく、体力や精神的な余裕がない状態で勉強するのはなかなかハードです。
勉強の必要性を感じないから
そもそも、必要性を感じてないのなら、勉強をする選択肢なんて生まれてきませんよね?
サラリーマンとして安定した給料ももらっているなら、勉強なんて所詮、他人事です。
義務教育と違って、40代からの勉強は自分自身で必要性を感じなければ行動まで落とし込むことはできません。
周りに誰もやっている人がいない
人は周囲に影響される生き物です。
周りの人が誰も勉強なんかしていないのに、自分だけ勉強できるなんて人は、それこそ変人扱いされるでしょう。
学生の頃、周りが勉強していないと、「自分だけじゃないんだ…」と、妙に安堵することがありませんでしたか?
多数派に従って生きていた方が、人は安心感を覚えるんです。
40代にこそ、勉強が必要な理由とは?
40代でキャリアの停滞や、仕事での行き詰まりを感じているなら、勉強がその問題を解決してくれるでしょう。
そこで、まずは40代にこそ勉強が必要な理由を解説していきます。
40代こそ勉強するべき理由5選
時代の変化に対応するため
今現在40代であれば、20代の頃と比較して、急激に時代の変化を感じることがありませんか?
あなたが必死に身につけた知識や技術も、この先も同じように通用するかどうかわかりません。
特にAIを中心としたテクノロジーの進化は凄まじく、時代の変化に対して順応できないことは致命的となる恐れがあります。
常に対応できるようにしておくためには勉強は欠かせません。
付加価値を高めるため
誰にでもできることを、いくらやろうが付加価値は高まりません。
付加価値を高めるには、あなたにしかできないことをやる必要があるからです。
そのためには、常に学ぶことから逃げずに知識やスキルをアップデートしておく必要があります。
キャリアの分岐点に立つため
40代はキャリアの分岐点に立たされる年代です。
スキルや知識の格差、若手との競争など、40代は何かと岐路に立たされることが多くなります。
そのまま指を咥えていても、現状を変えることはできません。
勉強をして、キャリアの選択肢を広げておくことで、仕事に活かせることも多くなってきます。
副業に活かすため
副業で稼ぎたいと思うなら、新しいスキルを身につける必要があります。
本業の収入だけでは立ち行かなくなると、その先にある選択肢は副業をすること。
私が副業を始めた動機もまさにこれで、副業で稼ぐために勉強することは絶対条件になります。
ちなみにこれから副業をするなら、必ず押さえておくべきスキルがあります。
こちらの記事では、副業の戦国時代を生き抜くために必要なスキルを3つ紹介しています。
具体的なスキルの身につけ方まで解説していますので、これから副業で稼ぎたいと思う方は一読必須です。
将来の不安に対するリスクヘッジ
今サラリーマンとして働いているなら、将来的なリスクヘッジも必要です。
- 会社の収入減少
- リストラ
- 倒産
前までは考えもしなかったことが、今では当たり前のように起きている現状です。
今後、考えられる不安に対しても、勉強で学ぶ直しを行うことで将来的なリスクに対しても対応できるようになります。
40代で生じる現実的なデメリット
「勉強しなくても特に不自由さは感じていない」
40代で順調なキャリアを歩んでいたとしても、今後も安泰とは言い切れませんよね?
常に自己研鑽をしているならいいですが、勉強しないことは、自らの可能性を潰している恐れがあるからです。
勉強しないことへのリスク
続いては勉強しないことでのリスクについて解説していきます。
勉強とは、時に苦痛に感じることもあるかもしれません…。
しかし将来的なことを考えると、勉強しないことのリスクはこれから先もずっと付きまといます。
ここで私が思う、勉強しないことのリスクを以下にまとめてみました。
自分で考えることができなくなる
「現状維持は衰退…」誰が言っていたかは忘れましたが、まさにその通り。
現状維持に甘んじて、思考停止で過ごしていると、自分で考えて選択することができなくなります。
私も副業を始めていなかったら、一生、思考停止のまま、会社の言いなりとして奴隷のように働いていたことでしょう。
新しいことに挑戦できなくなる
勉強とは「知らないことを知ろうとする行為」。
だとすれば、何も学ぼうとしない姿勢から、新しい挑戦なんてできません。
現状を変えたければ、どこかで必ず挑戦しなきゃいけない時がきます。
とはいえ「40代から新しいことに挑戦するなんて無謀だろ…」と感じているもいるでしょう。
挑戦することに迷いが生じている方は、こちらの記事を一読し、新しいことにチャレンジする勇気を手に入れてください。
代替される人材になる
20代であれば、今後の伸び代も含めて、多めに見られることもありますが、40代で代替されやすい人材認定されるのは痛手です。
同じ仕事をするなら、人件費の安い新人社員にやってもらう方が、会社としてはコスパがいいからです。
「クビは切られないだろうと」と、たかをくくって常に安全圏に居座っているつもりでも、そんなお荷物的存在は、会社にとっては一番不要な人材なんです。
そんな時、真っ先に対象となるのは、変化することを望まない人材です。
40代が勉強することの価値とは?
学生の頃はみんなと同じ場所、時間で勉学に励んできたと思いますが、40代からの勉強は意義、すなわち目的に沿って行う必要があります。
自分のためにする勉強が、将来的にどんな結果を生むのか解説していきます。
勉強することで得られるメリット
勉強したことが直接、給料に反映されるとは限りませんが、勉強をすることで得られるメリットは必ずあります。
私自身も副業で稼げればと思って始めた勉強ですが、お金以外にも多くのことを学ぶ機会がありました。
キャリアアップにつながる
もちろん、自主的に勉強することは仕事のキャリアアップにつながる可能性があります。
本業でも副業でも向上心なくして、キャリアップなど望めません。
もちろん、勉強のための勉強ではなく、必要性については見極める必要がありますが、キャリアを歩んでいる人は、皆少なからず勉強しています。
「自分がどうなりたのか?」明確なビジョンを持っているからこそ、目標に到達できるんです。
自己成長を感じられる
勉強することで、知識やスキルを身につければ、それがそのまま自己成長を感じさせてくれます。
自己成長を感じると、さらに自分を高めていきたいという意欲が湧き、勉強をする上での好循環を引き起こしてくれます。
昨日までは何も知らなかった自分と比較することで、成長した実感が得られるということですね。
新しいチャンスが広がる
チャンスは常に行動している人にしか訪れません。
勉強をすることで、知的好奇心を育んでいけば、それだけチャンスの機会も多くなります。
もちろん、チャンスを通じて新たな人脈や、仲間と知り合える機会があるので、自分にとって良い人間関係を築いていくことも可能になります。
逆に自分のコンフォートゾーンから抜け出せない人は、いつまで経っても、自分の可能性を閉ざしていることになります。
40代の勉強は自分への投資
どれだけ「勉強が大切」と言われても、なかなかしっくりこない方もいるかと思います。
そもそも、何を目的に勉強をするのかを理解できていないことには、仮に勉強しても長続きしないでしょう。
勉強をする目的は誰かのためではなく、自分自身の将来に向けて投資するといった考え方で望むのが得策です。
苦手なことはしなくていい
「そもそも自分は勉強ができないし…」と苦手意識を持たれる方も非常に多くいます。
しかし40代からの勉強は、苦手なことや嫌いなことを克服するためではありません。
趣味や副業など、自分が関心を持てることからチャレンジすれば何も問題はないからです。
他にも苦手な勉強はしなくていい理由について、明記してみます。
- 苦手より得意に集中するほうが効率的
- 時間は有限
- 学びの選択肢は多い
- モチベーションが下がる
苦手より得意に集中する方が効率的
苦手を克服しようとする気概は大事ですが、40代になって苦手なことを克服するのは時間もかかり、非効率です。
それなら、自分が好きなことや得意なことを伸ばしていった方が効率的だと思いませんか?
学校の勉強のように全ての教科で100点をとる必要なんてないんですから。
自分の特性を見極めて、一つの専門分野に特化することで、他者との差別化を図ることだってできます。
時間は有限
仕事や家事に奔走している40代は、必然的に勉強に割ける時間が限られます。
限られた時間をどう使うのかを考えた時に、苦手なことをやる余裕なんてありません。
自分にとって必要なことを選択し、それに一点集中した方が、結果的に楽しく取り組め、時間も有効活用できます。
学びの選択肢は多い
勉強は必ずしも参考書を片手に机に向かってするものではありません。
昔と違い、今は学べる選択肢は多くなっています。
オンライン講座や音声学習、YouTube、読書など、さまざまなプラットホームで学べるため、あえて苦手な方法を選ぶ必要はありません。
好きな方法で学べば、自然と習慣化をしやすくなります。
モチベーションが下がる
「やらなければいけない」義務感に囚われると、勉強はつまらなく感じます。
そんな勉強をしていたら、モチベーションが下がるのも当然。
もちろん、時には壁にぶつかることはあるかもしれませんが、適度な難易度で徐々に負荷をかけていきながらモチベーションを維持していきましょう。
勉強を始める第一歩は、マインドから!
40代からの勉強は心構え、つまりマインドが全てです。
勉強の必要性を感じていても、なかなか行動に移せないのが人間というもの。
しかし、マインドを整えることで、目的を見出して能動的に勉強に取り組むことができます。
成果は常に行動の先にしかありません。
失敗を恐れて行動しないことは、実際に失敗することよりも恐ろしいこと。
このことを念頭において、楽しく勉強を始めましょう!
マインドの整え方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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