突然ですが、内向型人間であることを悲観的に捉えていませんか?
「人前に出るのが苦手」
「一人の時間が一番落ち着く」
この記事を見てくださっているあなたなら、きっと共感してくれますよね。
私自身も内向型人間で、10〜20代の頃は緊張して人前で上手く喋れないことがコンプレックスでした。
こんな性格を少しでも治そうと、他人と波長を合わせて明るく振る舞ったり、ノリがいい雰囲気を醸し出そうとしました。
しかし、本来の自分ではない姿を演じることに疲れきってしまい、余計に内向型の性格を助長する羽目に……
それは、40代となった今も変わっていません。
社会人特有の職場での付き合いは必要最低限にしていますし、仕事以外でのコミュニケーションもにあまり積極的には取りません。
こんな中年まっしぐら40代のおっさんですが、内向型人間の自分を受け入れるきっかけとなったのは、5年前に副業を始めたことです。
それまでは自分の特性をネガティブに捉えていましたが、実は、「内向型な性格」こそが副業で成功を収めるための秘訣だと知ったからです。
内向型には、副業で活かせる特性が多数存在します。
本記事では、内向型の特性を最大限に引き出し、副業に活かせるポイントを7つに絞ってご紹介します。
内向型の特性を副業にどう活かせばよいのか、そのヒントがこの記事にはあります。
本記事を読めば、内向型のあなたでも自信を持って副業に取り組めるようになることを約束します。
- 自分が内向型であることに劣等感を感じている人
- 副業に活かせる内向型の強みを知りたい人
- 内向型の特性を活かして副業で成功したい人
内向型こそ副業に向いている理由
自分で言うのもおこがましいですが、私は心の底から内向型こそ副業に向いていると思っています。
確かに有名企業の社長、誰もが知って成功を収めているCEOであれば、コミュニケーション能力も高く、外向型の特性を持っていることは否定できません。
しかし、副業は基本的には自分一人で行うことができ、自分の軸や考えを持って進めていくことができます。
個人の影響力が強くなった現代だからこそ、内向型の特性が副業を行う上でマッチしてると言えます。
内向型の特性が副業に活かせる理由
では、内向型を副業に活かすための特性とは一体どんなものがあるのか?
以下に項目を挙げます。
内向型の特性を副業に活かしていこう!
一人での時間を苦に感じない
内向型の人は一人での時間を苦に感じません。
他人とペースを合わせることが苦手なので、むしろ一人の時間を好みます。
協調性がないと思われがちですが、決してそうではありません。
内向型は人がたくさん集まる場所、イベントなど、外部からの刺激に対して敏感なため、そのような刺激に対しては「不快」と感じてしまうんです。
しかし、副業に当てはめるとどうでしょう?
内向型の人は、一人の時間を確保することにも長けているので、副業で成功するためなら能動的に副業時間を確保しようとします。
「成功したければ孤独になれ」とよく言われますが、内向型の人は先天的にこの特性が備わっており、副業をする上では大きなメリットになります。
物事を深く考えることができる
内向型の人は色々なことに目移りせず、一つのことに関して物事を深く考えることができます。
どちらかというと、人をまとめるようなリーダー気質はありませんが、一つのことに没頭して極めようとする職人気質の人が多い印象です。
副業で壁にぶつかったとしても、自分で深く考えることによって、問題解決まで導く能力も備わっています。
内向型は良くも悪くも神経質なので、わからないことをわからないまましておくことが、性分的にできません。
よく考える癖は副業を行う以上、必須能力です。
ですが逆に、考えすぎて行動が止まってしまう傾向もあるので、常に行動しながら考えることを心がけましょう。
自己理解ができている
副業で成功を収めるためには、自己理解が欠かせません。
なぜなら、他人と同じような成功を追い求めても、それが自分の特性と異なる行動だとしたら、いずれは破綻するからです。
自分とかけ離れたキャラを演じても、結局は長続きしないってことです。
その点、内向型の人は注意が内側、つまり自分に向きやすいため、自分自身の特性をあらかじめ理解できています。
自分のキャラや人生設計についても、しっかりと把握しているため、それに見合った考えで行動しようとします。
自己理解ができると自分を客観視し、他者視点から自分を俯瞰して観察することができます。
自己理解の重要性を知りたい方は下記の記事もチェックしてみましょう!
洞察力が高い
内向型の人は周囲の状況や他者の感情に対して敏感であり、決して口にすることはありませんが、心情を自分なりに洞察する力があります。
心を読み取る能力といえば、少し大袈裟かもしれませんが、建前ではなく本音の部分で他者が求めているものを見つけることができます。
お客さんのニーズに応えることこそ、ビジネスの本質であるならば、洞察力はなくてはならない能力です。
ただし、対人関係とのコミュニケーションは内向型の人が苦手とするところです。
実際にコミュニケーションをとる場面がある際は、入念な下準備をしておきましょう。
集中力が高い
内向型の人は一人の時間が好きなので、何かに没頭する上で、高い集中力を発揮します。
副業で成功するには、「何が必要なのか」を理解できているので、目標を達成するまで一つのことに集中して取り組むことができます。
人付き合いが苦手な分、自分の興味や関心ごとにリソースを割く傾向があるので、意識しなくても自然にフロー状態に入っていた、なんてこともザラにあります。
マルチタスクには向いていませんが、優先順位を考えて、シングルタスクをこなせる能力が副業を成功に導く内向型の人の特性でもあります。
深い人間関係を構築できる
内向型あるあるだと思うんですけど、広く浅い人間関係の付き合いって苦手じゃないですか?
私は正直、苦手です……
逆に一度でも信頼関係を構築できた人とは、とことん深くまで付き合いたくなります。
例えるなら、多くの営業先をもつよりも、一つの得意先をもつイメージ。
長期的に副業で成功するためには顧客やクライアントと信頼関係は絶対です。
もちろん、交友関係が広さは、チャンスが多く掴める、人脈の形成を図りやすいメリットは確かにあると思います。
ですが、交友関係の広さ=信頼関係が構築されているとは限りません。
深い信頼関係の先に「収益」という対価があることを忘れないようにしましょう。
聞き上手
内向型の人は、最初に自分のことをさらけ出すことには抵抗がありますが、他者の話はよく聞くことができます。
他者との信頼関係を構築するためには、まず話をよく聞くことから始まります。
自分の話を聞いてもらえて、気分を害する人はいないはず。
また、内向型特有の洞察力と合わせれば、会話の中から、他者も気づいていなかった潜在的な問題も見つけ、問題解決まで導くこともできます。
まさに内向型の人は聞き上手のプロと言えるでしょう。
今こそ副業で内向型の特性を活かそう
内向型はいわば個性です。
メリット、デメリットはありますが、自分らしく内向型と向き合っていきながら、特性を活かすことができれば、副業する上で立派な武器になります。
ないものをいくら追い求めても成功はしません。
ホームランバッターでもないのに、ホームランばかりを狙っても上手くはいきません。
確かに昔は、内向型であることに強くコンプレックスを抱くこともありました。
「どうして上手く喋れないんだ」
「なんで自分は友達が少ないんだ」
こんなことばかり考えて自己嫌悪に陥り、周囲と比較することで劣等感を感じたことは、一度や二度ではありません。
だけど副業を始めてから、その考え方は180度変わりました。
副業にチャレンジしたことで、先に挙げた内向型の強みを感じる機会が多くあったからです。
過去の私のように、内向型であることに悲観的に考えているのであれば、ぜひ副業にチャレンジして欲しいです。
きっと副業が内向型である、あなたの特性を活かしてくれることに違いありません。
失敗しない副業選びについては以下の記事を参考になると思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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