「これから副業で稼げるようになりたい」
「会社や年金だけに頼らず、自分で収入源を持ちたい」
そんな思いから副業を始める40代の方は少なくありません。
とはいえ、仕事や家庭、体力面の制約もある40代にとって、副業の進め方を間違えると大きな挫折につながってしまいます。
実際に、
- はじめから高額な商材に手を出してしまう
- 睡眠を削って体調を崩す
- 「まだ大丈夫」と行動を先延ばしにする
こうしたNG行動が原因で、副業を続けられなくなる人は非常に多いんです。
副業で成功するには、「やるべきこと」だけでなく「やってはいけないこと」 を理解しておくことが欠かせません。
そこで本記事では、私自身の副業歴6年の経験も踏まえながら、40代副業初心者が陥りがちな8つのNG行動 を具体的に解説します。
この記事を読むことで、余計な遠回りを避け、あなたが安心して副業を続けられるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
40代副業初心者が陥りやすい8つのNG行動

副業で稼ぐ未来を想像するだけで、ワクワクしますよね。
一度でも自分の力でお金を稼げば、その喜びは会社の給料日とは比べものになりません。
私自身、初めて副業で数千円を稼いだ日のことを今でも鮮明に覚えています。
ただ、その小さな成功にたどり着くまでに、これまで多くの失敗も経験しました。
特に40代の場合は、
- 仕事や家庭で自由に使える時間が少ない
- 若い頃のように無理が利かない
- 間違った投資や判断が、そのまま大きな損失につながりやすい
こうした背景があるため、ほんの小さなミスが致命的な遠回りになってしまうんです。
そこで今回は、私の失敗経験も交えながら、40代副業初心者が特に陥りやすい8つのNG行動 を具体的に解説します。
先に知っておけば、余計な挫折を避け、より短い道のりで成果に近づけますよ。

自分に当てはまっていないか、チェックしとこう!
NG行動①:高額商材やセミナーに飛びつく
副業を始めたばかりの頃はモチベーションが高く、つい「自己投資」と称して高額な商材やセミナーに手を出してしまいがちです。
もちろん自己投資は必要ですが、右も左もわからない段階での大きな出費は、ほとんどギャンブルと同じ。
特に40代は、
- 住宅ローンや教育費などでお金に余裕がない
- 失敗してもリカバリーする時間が限られている
という現実があるため、数十万円単位の投資で失敗すると、笑い話では済まなくなります。
具体的には以下のようなものに注意してください。
- 高額なコンサル
- 高額な情報商材
- 有料コミュニティ
これらは副業初心者には不要です。
数千円程度の投資ならまだしも、1万円を超えるような高額なものは避けるべきです。
なぜなら、副業界隈には詐欺まがいの商材も多く、知識が乏しい初心者には見抜けないからです。
私自身も過去に某有料コミュニティに入った経験がありますが、今振り返ると「本を読めば十分に学べる内容」ばかりでした。
無料で学べる環境がいくらでもある今、まずは本や信頼できる無料情報から始めるのが賢明です。
最初から何万円も投じる自己投資は、40代副業初心者にとってリスクが大きすぎます。
無料で学べる環境がいくらでもある今、まずは本や信頼できる無料情報から始めるのが賢明です。
👉 副業初心者こそ本から学ぶべき理由を知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
また、副業界隈には詐欺まがいの情報商材も多く、初心者が見抜くのは困難です。
👉 情報商材に潜む危険性と失敗談については、こちらの記事をご覧ください。
NG行動②:時間の浪費を放置する
40代にとって「時間の浪費」は致命的です。
20代なら多少遠回りしても取り戻せますが、40代は1時間の重みが違います。
たとえば、
- なんとなくつけっぱなしのテレビ
- 断れない会社の飲み会
- だらだら続ける意味のない残業
こうした時間を「仕方ない」で済ませてしまうと、副業にあてられる貴重な1〜2時間が毎日失われていきます。
思い出してください。
あなたが副業を始めようとしたのは、会社や他人に時間を奪われる人生から抜け出したいからではなかったですか?
もし本気で未来を変えたいなら、この「小さな浪費」を断ち切ることから始めてください。
NG行動③:行動を先延ばしにする
40代にとって「行動の先延ばし」は致命的です。
20代なら多少回り道をしても時間で取り返せますが、40代は1日の遅れが将来の数か月分の差につながります。
「今日は疲れたから明日でいいか」
その1日が積み重なり、気づけば3か月、1年…そして結局「副業をやらなかった40代」になってしまう。
そんな人を私は何人も見てきました。
特に40代は本業も家庭も忙しいため、「あとでやろう」=「一生やらない」 に直結しやすい年代です。
だからこそ、小さくてもいいので「今すぐ動く」習慣をつけることが重要です。
習慣化のコツについては、私の実体験をまとめたこちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
👉【モチベ頼りは今日で卒業!】副業で成果を出す人類習慣化計画
NG行動④:無理にオリジナル性を出そうとする
40代の副業初心者ほど、「最短で成果を出したい」という思いから、無理にオリジナリティを追い求めてしまいがちです。
「人と同じことをやっても稼げないんじゃないか?」
そんな不安から独自性にこだわりすぎて、結局中途半端に終わるケースを私は何度も見てきました。
ですが実績ゼロの段階でオリジナリティを出すのは、料理を習ったことがない人が「オリジナルレシピ」を作ろうとするようなもの。
味がまとまらず、誰にも評価されません。
本当に差別化をしたいなら、まずは「型を真似て量をこなす」こと。
量をこなし、基礎が身についたときに自然と「自分らしさ」が表れます。
40代は時間が限られています。
遠回りに見えても「まずは型通りにやること」が、最短で成果を出す近道になるのです。
NG行動⑤:アウトプットを怠る
40代で副業を始める人に特に多いのが、「インプットだけで終わってしまう」パターンです。
本を読んだり動画を見たりして、「なるほど、理解した!」と思っても、数日後に振り返ると全く覚えていない…。
そんな経験、ありませんか?
若い頃なら感覚で覚えられたことも、40代になると忘れるスピードが格段に早くなります。
だからこそ、「インプットしたら必ずアウトプットする」ことが、若い世代以上に重要なんです。
しかも、多くの人は「どうアウトプットしたらいいかわからない」と言って手が止まってしまう。
そんなときは、完璧なプランは不要です。
読んだ内容をSNSに一行でまとめるでもいいし、家族に話すでもいい。
小さなアウトプットをその場でやることが、知識を“自分の武器”に変える第一歩になります。
「学んだのに使えなかった」と自己嫌悪に陥る前に、まずは今日から小さくアウトプットを始めてみましょう。
NG行動⑥:睡眠を削って無理に副業する
「副業の時間を作るなら、睡眠を削ればいいのでは?」と思いがちですが、40代にとってこれは最悪の選択です。
20代なら多少の無理も効きますが、40代は疲労が翌日に残りやすく、集中力の低下や体調不良につながります。
結果的に副業どころか本業のパフォーマンスも下がり、どちらも中途半端になるリスクが高いんです。
実際、私自身も副業を始めた頃は睡眠を削って作業していましたが、1ヶ月ほどで頭が回らなくなり、作業効率が激減。
結局「量はこなしたけど成果はゼロ」という苦い経験をしました。
だからこそ、睡眠を犠牲にするのではなく、まずはスキマ時間を徹底的に見直すべきです。
たとえば私は以下のように取り組んでいます。
- 通勤時間に音声学習
- 寝る前や通勤前の10分間で読書
- 会社の休憩時間を使ってインプット
- 洗濯や家事をしながら音声学習
こうした工夫だけで、平均して毎日2〜3時間の副業時間を確保できています。
副業は短距離走ではなくマラソンです。
睡眠を削って一気に走るのではなく、体調を整えながら毎日継続することが、40代が成功するための現実的な戦い方です。
NG行動⑦:勢いだけで本業を辞める
「副業で本気で稼ぎたい!」という気持ちは素晴らしいですが、40代にとって勢いだけで本業を辞めるのは危険すぎます。
SNSでは「会社を辞めて成功しました!」という華やかな投稿をよく目にしますが、あれはほんの一部の成功例。
実際には、副業収益が安定しないまま退職して後悔している人の方が圧倒的に多いんです。
特に40代は、住宅ローン・子どもの教育費・老後資金など、背負っている責任が大きい世代。
本業収入が途絶えることは、単なるリスクではなく致命傷になりかねません。
さらに20代と違い、再就職も簡単ではありません。
大切なのは「覚悟」と「無謀」を混同しないことです。
副業が月に数万円〜十数万円の安定収入になり、少なくとも半年以上継続できてから初めて退職を検討しても遅くありません。
本業を持ちながら副業を伸ばすことこそ、40代が安心して挑戦できる現実的な戦い方です。
NG行動⑧:経験のない人に相談する
副業で壁にぶつかると、誰かに相談したくなる気持ちはよくわかります。
ですが、副業を経験していない人の意見は、ほとんど役に立ちません。
むしろ危険なのは、相談相手が副業そのものを否定してくるケースです。
「そんなの無理だよ」「やめておけ」──こうした言葉は、あなたのやる気を削ぐだけで何のプラスにもなりません。
もし周囲から反対されたときは、こちらの記事を参考にしてください。
👉【経験者が語る!】「副業やめとけ」は完全無視でいい7つの理由
さらに、そもそも「誰に相談すればいいかわからない」という方も多いはずです。
私自身も副業を始めて2年間、まったく成果が出ずに苦しんでいましたが、コーチングを受けたことがきっかけで0→1を突破できました。
その後、行動の方向性が明確になり、結果もついてくるようになったんです。
もし本気で副業に取り組みたいなら、経験者に直接相談できる仕組みを持つのが近道です。
コーチングの活用法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉【脱・停滞】副業で伸び悩む40代が「稼ぐ」側に回る方法|コーチング活用法と失敗しない選び方
40代副業は“続けた人”だけが勝つ
結局、副業で成功するのは「最後まで諦めなかった人」です。
多くの人が途中で挫折してしまうからこそ、続けるだけで大きな差が生まれます。
特に40代の副業は、若い世代に比べて挑戦できる時間が限られている分、一発逆転ではなくコツコツ積み上げる力が勝負を決めます。
さらに、実際に続けられる人はごく少数だからこそ、それ自体が大きな差別化になるんです。
私自身、副業で2年間全く稼げなかった時期がありましたが、それでも諦めずに続けられたのは「家族のために副業で稼がなければならない」という強い理由があったから。
40代の副業は、ただの“お小遣い稼ぎ”では終わりません。
諦めそうになった時こそ「自分はなぜ副業をしているのか?」という目的を再確認してください。
その覚悟と継続力こそが、成功を掴む最大の武器になります。
何をやるかより、何をやらないかを意識する

副業でやることは多岐にわたります。
特に初心者のうちは、やることが多すぎて「何から手をつければいいのか分からない…」という状態になりがちです。
そんな時は、まず自分のロールモデルをひとり決めましょう。
ただし、大成功者ではなく、今の自分から一歩先を行く人がベストです。
例えば「副業で月1万円を稼ぎたい」と思うなら、すでに月1万円を稼いでいる人のやり方を徹底的に真似るんです。
- どのような形で月1万円を達成したのか?
- どんな作業が必要だったのか?
こうして優先順位をつけ、限られた行動に絞り込むことが成功への最短ルートになります。
特に40代の副業は、若い世代に比べて時間も体力も有限。
だからこそ「やることを増やす」のではなく、「やらないことを決める」意識が欠かせません。
副業はマラソンのような長期戦です。
まずは小さな成功を積み重ねながら、続けられる仕組みを作っていきましょう。
これから副業を始めるあなたにとって、少しでも道しるべになれば幸いです。
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