「副業したいけど時間がない」
特に40代になると、仕事の責任も重くなり、子育てや家庭の用事、さらには親のサポートまで加わり、毎日があっという間に過ぎてしまいますよね。
でも実際には、同じように忙しい40代でも、副業で成果を出している人はたくさんいます。
その差を分けているのは、特別な才能ではなく──ただ「時間の作り方を知っているかどうか」だけなんです。
「いやいや、そんな時間なんて本当にないよ!」と思いたい気持ちも、痛いほどわかります。
私自身、かつては毎日クタクタで「副業なんて無理だ」と思っていました。
しかし、ある工夫を取り入れたことで、今では本業や子育てをこなしながらも、
👉 平日は平均2時間
👉 休日は平均4時間
を副業に充てられるようになり、しかも4年以上もずっと継続できています。
しかも、家族との大切な時間を犠牲にすることもありません。
今回の記事では、そんな私が実践してきた「副業の時間を作り出す具体的な方法」を余すことなくお伝えします。
この記事はこんな方におすすめです👇
- 忙しくて副業する時間がないと悩んでいる40代
- 副業時間を捻出する具体的な方法を知りたい人
- 「やりたい」と思いながら、本気で副業に向き合えていない人
この記事を読み終えた頃には、「時間がない」が口癖だった自分から一歩抜け出し、家族も仕事も大切にしながら副業を続けられる道筋が見えてくるはずです。
40代が副業の時間を作れない3つの理由

「副業に挑戦したいけど、時間がない…」
そう感じているうちは、正直なところ大きく稼ぐことは難しいです。
なぜなら、時間は自然に生まれるものではなく、自分で作り出すものだからです。
40代は仕事の責任も増え、家庭や子育ての役割も重なりやすい時期。
だからこそ、副業の優先順位が低いと「時間がない」という言い訳に流されやすくなります。
本気で副業を始めるなら、まずは時間の作り方や考え方を見直す必要があります。
ここでは、40代が副業の時間を作れない主な理由を3つ解説します。
仕事の責任が増え、残業や持ち帰り仕事が多い
私の周りでもそうですが、40代になると管理職やリーダー職に就き、残業や持ち帰り仕事を余儀なくされるケースが少なくありません。
当然ながら副業の時間を作るのは難しく、体力的にも精神的にも大きな負担になります。
特に責任の重さからくるプレッシャーは、自分が思っている以上に判断力や行動力を奪ってしまうものです。
しかし、同じように多忙な40代でも、副業を続けている人がいるのも事実です。
その違いは「余った時間を探すか」「先に副業時間をブロックするか」の姿勢にあります。
つまり、「仕事が落ち着いたらやろう」と考える人は、いつまで経っても時間を生み出せません。
逆に「まずは副業時間を確保し、残った枠で仕事をこなす」と考える人は、少しずつでも積み上げていけるのです。
家庭・子育て・介護などの家庭責任が重い
40代は、仕事だけでなく家庭の責任も重くのしかかる時期です。
子どもの教育費、家族との時間、さらには親の介護など、人生の大きな課題が一気に押し寄せる年代でもあります。
このような状況で「副業を最優先に!」と言われても、現実的には難しいと感じるのは自然なことです。
むしろ責任感がある人ほど、自分のことを後回しにしてしまいがちでしょう。
しかし、「だから自分には副業は無理だ」と決めつけてしまえば、そこから先の未来は変わりません。
実際に、副業で成果を出している40代の多くは、「まとまった時間」ではなく「小さなスキマ時間」から始めています。
たとえば、子どもが寝た後の15分、通勤電車の10分、家事の合間の5分。
小さくても継続して積み上げることで、半年後・1年後に確実な差となって表れてきます。
つまり、「家庭があるからできない」ではなく、「家庭があるからこそ、短時間でできる方法を工夫する」ことが、40代の副業成功の分岐点になるのです。
「忙しい」を理由に、副業の優先順位を下げてしまう
確かに、40代は毎日が忙しいというのは事実です。
しかし「忙しい」という言葉を使ってしまうと、やらないことがすべて許されてしまいます。
なぜなら「忙しい」は、行動しない理由をつくるために最適な言い訳だからです。
実際には、忙しい自分を演じることで、次のような心理に陥っているケースもあります。
- 自分は価値ある存在だと思い込みたい
- 忙しいことで深く考えずに済ませたい
- 忙しさそのものを誇りにしている
このような状態では、副業の優先順位が下がるのも当然です。
まずは「本当に時間がないのか」「ただの言い訳になっていないか」を見直してみましょう。
そのうえで、自分の現状を理解しながら、副業に向き合う姿勢を整えていくことが大切です。
さらに、気づかぬうちに「忙しい」が口癖になっているあなたに向けて、こちらの記事では言い訳を手放すべき理由を詳しく解説しています。
👉【あなたも使ってない?】「忙しい」を言い訳にせず手放すべき理由5選
40代でも副業の時間を作る方法7選

40代は仕事の責任も家庭の役割も重く、1日24時間では足りないと感じるのが普通です。
ですが、そんな環境の中でも副業で成果を出している人は、限られた時間の使い方を工夫しています。
「時間がない」と嘆いているだけでは、いつまでも副業は始まりません。
大切なのは、忙しい中でも“意識して時間を作る姿勢”です。
ここでは、私自身も実践し、平均して平日は2〜3時間、副業に充てられるようになった具体的な方法を7つ紹介します。
どれも40代からでもすぐ取り入れられる内容ですので、できることから実践してみてください。

一つずつ解説していくね!
残業を減らして副業時間を確保する
確かに残業をすれば、すぐに収入は増えます。
住宅ローンや子どもの教育費を考えると、残業代は安心材料に見えるでしょう。
しかし、残業で得られるお金は「今日の対価」でしかなく、時間も体力も確実に削られます。
疲れた状態では、副業に集中できず、結局「何年経っても副業が育たない」という悪循環に陥ります。
そこで意識したいのは、「残業時間の一部を副業に回すこと」。
たとえば、
- 週に2回だけ定時退社を徹底する
- 無駄な会議を削る
- 業務効率化ツールを導入する
など、小さな工夫で副業時間を1日1時間でも確保できます。
残業代はすぐになくなりますが、副業で積み上げたスキルや成果は資産として残ります。
短期の収入よりも、将来の安定収入につながる「副業時間」を優先していきましょう。
人付き合いを整理して自由時間を増やす
40代になると、会社の飲み会や取引先との会食、子どもの学校行事、親戚づきあいなど、人間関係に使う時間が一気に増えます。
すべて参加していては、いくら時間があっても足りません。
大切なのは、 「自分の人生に必要な人付き合いかどうか」 を基準に見直すこと。
たとえば会社の飲み会でも、ただの愚痴大会には行かない、上司との関係維持に必要な最低限だけ参加する、などルールを決めてしまうのがおすすめです。
断るのが難しいときは、正直に「家庭の用事がある」と伝えるだけでも大丈夫。
40代は家庭を理由にすることで、角を立てずに断れるケースも多いです。
こうして人付き合いを整理すれば、月に数時間から十数時間は確保できます。
その時間を副業に回せば、確実に積み上げが進んでいくはずです。
朝活・夜活で集中できる副業時間を作る
夜は疲れていて体力がないという方は、思いきって早く寝て、朝活をしてみましょう。
睡眠不足は副業の大敵です。
しっかり休んだ上で、朝でも夜でもまとまった時間を確保できれば、副業の効率は一気に上がります。
私の場合は朝よりも夜の方が生活リズムに合っているので、夜活をメインにしています。
ただ、これは人それぞれ。
大切なのは「どちらが合うか」ではなく「作業時間をしっかり確保できるかどうか」です。
そして、朝活・夜活を習慣にするうえで意外と大切なのが、家族の理解。
自分一人だけの時間を確保するのは簡単ではありません。
もし「家族が副業に反対していて、なかなか時間がとれない…」と悩んでいるなら、こちらの記事を参考にしてください。
具体的な対処法を紹介しています。
👉【脱!家族の反対】家族が副業を反対する理由とその際の対処法5つ
通勤や家事のスキマ時間を学習に変える
通勤や家事の合間も、副業のために有効活用できる時間です。
たとえば、音声学習やポッドキャストを使ったインプットなら、家事や運転をしながらでも無理なく続けられます。
もちろん、頭をフルに使う作業はマルチタスクには向きません。
ですが「洗濯物をたたみながら副業ノウハウを聞く」「移動中にコーチングやマーケティングの事例を学ぶ」といった形なら、生活に自然と組み込めます。
特に40代は時間のまとまった確保が難しい分、このような“ながら学習”が積み重なると大きな差になります。
まずは1日10分からでも取り入れてみてください。
一日のスケジュールに副業を組み込む
「副業を頑張ろう!」と思っても、習慣化していない行動は三日坊主になりがちです。
そこで大切なのが、1日のスケジュールに副業時間を“あらかじめ組み込む”こと。
たとえば、
- 朝の通勤前に30分
- 子どもが寝た後の1時間
- 昼休みの15分
といった具合に、具体的に書き出してルーティン化してみてください。
頭の中で考えるだけでは「今日は疲れたし明日でいいか」となりがちなので、紙やスマホアプリに可視化するのが効果的です。
最初は5分でも構いません。
重要なのは「副業のための時間」を日常の一部にしていくことです。
続けるうちに、自然と習慣として定着していきます。
習慣化を成功させる具体的なコツについては、こちらの記事でも解説しています。
👉【モチベ頼りは今日で卒業!】副業で成果を出す人類習慣化計画
スマホ・テレビ時間を副業にシフトする
つい手が伸びてしまうスマホやテレビ。
実はこれこそが「副業の時間がない」と感じる大きな原因のひとつです。
ダラダラ見続けると、次のような悪循環に陥ります。

もちろん息抜きとしての利用なら問題ありません。
しかし「目的もなくダラダラ」してしまう時間は、副業の時間に充てた方が圧倒的に有意義です。
もし情報を取り入れるなら、断片的なネット情報よりも本を読む方がはるかに効果的です。
読書は集中力を高めるだけでなく、副業に役立つ知識を体系的に学べるからです。
読書のメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
👉【ネット情報だけじゃダメ?】副業を成功に導く読書のメリット7つ
休日も「副業ルーティン」で習慣化する
「休日くらいは副業のことを忘れてゆっくりしたい」
そんな気持ちは誰にでもあります。
ただ、副業を軌道に乗せたいなら、休みの日こそ「平日と同じリズム」で動くことが大切です。
私は休日も平日と同じ時間に起きて、午前中に副業の作業を終わらせるようにしています。
そうすることで、午後からは家族と過ごしたり、趣味の時間を楽しんだりと、心置きなくリラックスできるんです。
逆に、休日にルーティンを崩してしまうと「また明日から頑張ればいいか」とサボり癖がつき、平日の集中力まで落ちてしまいます。
副業を習慣化したいなら、休日も平日と同じように「いつもどおり作業する時間」を確保することを意識しましょう。
それでも「副業の時間がない」と感じるときの対処法

ここまで、副業時間を作るための工夫を紹介してきました。
それでも「どうしても時間がない…」と感じる方もいると思います。
無理に「転職して環境を変えろ」、というつもりはありません。
ただ、副業で成果を出したいなら、やはり「副業の優先順位」を上げるしかないのも事実です。
副業は本業のスキマで片手間にできるほど甘くはありません。
私たちに与えられた時間は皆同じ。
だからこそ、どこに時間を投資するかの選択が大事になります。
スマホやテレビに流される時間を、ほんの少しでも副業に回す。
この小さな積み重ねが、やがて大きな差になります。
そして何より大切なのは「なぜ自分は副業をしたいのか」をはっきりさせることです。
目的があいまいだと、行動は長続きしません。
ノートに「副業で叶えたいこと」を書き出してみましょう。
副業が続かない原因や、目的を明確にする方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
👉【40代副業が続かない人へ】モチベーションが切れる原因と続けるための6つの工夫
完璧を求めず「毎日コツコツ継続」を意識する

副業の時間は、一気に増やそうとすると失敗しやすいものです。
40代の私たちは、仕事の責任も家庭の役割も重くなり、どうしても副業のための時間を作りにくいのが現実です。
だからこそ、「完璧にやろう」と思うほど続かなくなります。
最初から毎日1時間やろうと意気込んでしまうと、挫折する確率が一気に高まるのです。
筋トレと同じで、いきなり大きな負荷をかけると「またあれをやらなきゃいけないのか…」と気持ちが重くなりますよね?
副業も同じで、100m走ではなく長距離マラソンです。
まずは「5分だけ」「通勤中に音声学習だけ」でもかまいません。
小さな一歩を積み重ねるうちに、気づけば副業が習慣になり、少しずつ時間も増えていきます。
大事なのは「完璧さ」ではなく「継続のリズム」です。
今回紹介した方法を、今日からできることから一つでいいので実践してみてください。
それが、あなたを副業成功へと近づける確かな第一歩になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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