突然ですが、読書してますか?
「ネット社会の今、本なんて読むのは正直、めんどくさい……」
「今やスマホがあれば答えなんてすぐ見つかるし……」
そんなふうに思ったそこのあなた……黄信号です!
文化庁の調査によれば、日本人の約半数47.3%が1カ月に1冊も本を「読まない」と回答しています。
確かにITの発達により、誰でも手軽に情報を得ることが可能となりました。
「手軽」といえば聞こえはいいですが、逆の意味ではネットの情報では差別化を図れなくなってきているということです。
実はこの「手軽」さこそ、読書離れを加速している要因となっています。
そこで今回の記事では、副業をするなら読書がなぜ重要なのか、その理由を7つご紹介します。
ネットの情報だけでは得られない、深い知識や信頼性の高い情報を得るためにも、ぜひ読書を習慣化して副業を成功に導きましょう!
読書のメリット7つ
読書することで得られるメリットはたくさんあります。
今回は月に10冊ほど、読書をしている私が実感している読書のメリット7つについて解説します。
スキルアップを図れる
読書をすることでスキルアップすることができます。
副業で稼ぎたいなら、関連書籍を読み知識を獲得することで、スキルアップにつなげることができます。
知識やスキルが足りないと感じる多くの理由は、インプットが足りないことで生じるもの。
一冊、1500円ほどの投資で著者の経験や知識をインストールできるなら、これほど効率の良い自己投資はありません。
モチベーションを維持できる
著者の成功例や成功法則を学び、自分に落とし込むことでモチベーションを維持しながら、副業をすることができます。
なぜなら、読書とは言葉を通じて、著者の疑似体験ができるからです。
この疑似体験を通じて、新たな発見や自分なりの考えを持つことができるようになります。
また、副業はモチベーションとの戦いでもあります。
挫折を防ぐためにも、読書をすることでモチベーションを維持していく必要があります。
楽しみながら学べる
読書とは他人から強要されるものではなく、自ら能動的に行う行為です。
人は自分の興味や関心事があれば、能動的に学ぼうとします。
例えば、ダイエットについて詳しくなりたければ、ダイエットに関する本を読むはずです。
これは「ダイエットについて知りたい」という欲求から生まれてくるもので、読書をすればするほど、知的好奇心を刺激されます。
失敗を防げる
読者には成功事例だけでなく、著者の失敗談も知ることができます。
失敗談を知っておくことで、未然に失敗を防げるため、最大のリスクヘッジをとることができます。
副業にはどんなリスクがあるのかを知っておくと、成功するための時間を短縮することができます。
自信につながる
読書を通じて、知識やスキルを身につけることができれば、自ずと自信になります。
「自信のなさ」は無知なことに対しての恐怖心から生まれるもの。
もちろん1〜2冊程度、本を読んだところで完全に自信がつくわけではありません。
ですが、徐々に積み重ねていくことで、ブレイクスルー的に自信が持てるようになります。
また、同じジャンルの本を並行して読めば、深い知識まで落とし込むことができ、理解力も増していきます。
同じジャンルの本を読むメリット3つ
本質を掴みやすくなることで理解力が深まる
同じジャンルの本を読んでいると、表現方法は違えど、似たような内容が重複していることが多々あります。
その内容こそが、テーマの核となるところであり、本質と呼ばれるところです。
本質は基本、変わることはありません。
同じジャンルの本を読むことで、素早く本質を掴め、理解力を深めることができます。
一人の偏った意見に左右されず、視野が広がる
1冊だけだと、その著者の意見を鵜呑みにしがちになります。
できればいろんな著者の考え方に触れて、違いを知ることで視野を広げていきましょう。
そうすることで、自分の考えに合ったものも見つけやすくなります。
いろいろな考え方を知るためにも、固定観念に縛られず、ステレオタイプにならないよう注意が必要です。
同じジャンルの本を読むことで記憶にも定着しやすい
同じジャンルの本で繰り返し復習することで、人間の脳は大事なことだと認識し、記憶にも定着しやすくなります。
ジャンルが違う本だと、情報の違いが生じてしまうため、記憶には定着しにくくなります。
例えると、読書をすることで、知識の点と点を増やすことができるが、線にはならないイメージです。
その点、同じジャンルの本であれば、点と点を結んで線にすることが可能となるため、記憶に定着しやすくなります。
集中力が高まる
副業をする上での読書の定義は、「知識やスキルを得る」こと。
つまり、本を読む目的を決めることで、知識やスキルを得ようとする姿勢になるため、自然と集中力が高まります。
読書習慣がない方は、はじめは1日10分から始めて、1日のどこかで読書をする時間を決めましょう。
ちなみに私は、寝る前の30分間、仕事にいく前の10分間、お昼の休憩時の10分間は1日の中で必ず読書をするようにしています。
あらかじめ読書に充てる時間を決めておくことで、習慣化を図りやすいです。
差別化を図れる
冒頭でも述べましたが、日本人の半数は本を読みません。
活字離れが進み、ネット社会の現代では、この勢いは徐々に加速するのではないかと思います。
つまり、1週間に1冊でも本を読めば、月に4冊は読めるので、本を読むこと自体が他人との差別化を図れるということです。
本を読むことで、幅広い知識やスキルを獲得できれば、自己資産を築くことができ、一生使える、強力な武器を手にすることができます。
ネット情報だけに頼るデメリット
今の時代、知りたいことはすぐに検索できて、便利なネット情報ですが、依存してしまうことで生じるデメリットも存在します。
以下にネット情報だけに頼るデメリットをご紹介します。
それぞれ解説していきます。
思考力が低下する
ネット情報だけで、完結を求めようとすると、思考力は低下します。
ネットで答えを探す行為は、自分で考えるというプロセスが抜け落ちているので、必然的に思考力は低下します。
ネットで安易に答えを知る癖がついてしまうと、「めんどくさいことはしたくない」という気持ちになってくるので、依存するのは危険です。
副業で成功するには「自分で考える」、すなわち思考する能力は一番重要な要素であり、必須能力です。
信憑性が定かではない
ネット上での発信は誰にでも行えるため、信憑性が定かではない場合があります。
もちろん、有益な情報もたくさんありますが、誤った情報なども多数存在します。
ネット情報だけを鵜呑みにして、誤った情報をインプットしてしまうと、信頼性を損なう危険性もあるため、情報の信憑性が正しいかは精査が必要です。
情報の選別が難しい
ネットの情報は膨大にあるため、「どの情報が自分にとって必要なのか?」を取捨選択する難しさがあります。
特にまだ知識が浅い状態では、全てが必要な情報だと錯覚します。
また、選択肢が多すぎることで、人は取捨選択するのがめんどくさいと感じます。
このような情報オーバーロードに陥ることで、十分考えずに意思決定をしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
深い知識を得られない
ネットの情報は断片的な知識が多く、スポットで学ぶには適していますが、時系列的に学べないことにより、深い知識まで学べません。
自分の知りたい情報から、深掘ることが難しいため、応用が効きづらいという欠点もあります。
表面的な悩みなどを解決する際はいいですが、潜在的な深い悩みを解決するには、やはり深い知識が必要となります。
情報が古い可能性がある
ネット情報が出回るのは刹那のごとくです。
しかし情報の鮮度が落ちるのも一瞬。
古い情報を参考にすることで、最新の情報やトレンドが見抜けず、副業の成功を阻害する因子となります。
副業でいち早く成果を出したいなら、古い知識やスキルに惑わされず、情報は常にアップデートしておく必要があります。
記憶に残りにくい
ネット情報は一度に多く表示されるため、記憶が定着しにくいです。
そもそも、ネットは本に比べて、ストーリ性や関連性が薄いので、記憶することには向いていません。
一度きりの情報であれば別ですが、記憶に定着させたければ、ネットより読書の方が有益といえるます。
読書は筋トレと一緒
読書は筋トレと一緒で、はじめの頃は効果が実感しにくいですが、読む習慣をつけていくことで、徐々にメリットを実感できます。
一度でもこのメリットを実感すると、読書が楽しくなり、続けていくためのモチベーションも維持できます。
もちろん、絶対にネットを見るなと極論を言うつもりはありません。
依存してしまうのはダメですが、一次情報など、リアルな情報が知りたい時はブログなどネットを活用することでより身近な体験談を知ることもできます。
本を読むことで脳筋を鍛えつつ、上手くネットと並行していきながら、副業の成功を目指していきましょう!
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