「もう40代なのに、今さら自信なんて持てないよ……」——そんな風に感じたことはありませんか?
仕事や家庭、周囲の期待に応えようと頑張ってきたけど、気つけば自分を責めるばかり。
いつも「私なんて…」「どうせ無理…」が口癖になり、心の中で自分を否定してしまう。
「こんな自分なんて好きになれない」と自分の殻に閉じこもってしまい、負の連鎖に陥る。
そんな毎日は今日で終わりにしませんか?
そして、自己肯定感を高めて、もう一度自分を好きになりましょう!
私もかつてはそうでした。
40代を迎え、仕事や家庭のプレッシャーに押しつぶされるような毎日。
他人から「もっと自信を持って!」と言われるも、何を根拠に自信を持てばいいのかわからず……。
周りと比べては自分の足りない部分に目が行き、失敗するたびに「もう無理だ」と感じることが増えていきました。
でも、ある日気づいたんです。
自信を持つより大切なことは、自分を肯定することだと。
もうこれ以上、自分を責める必要はありません。
この世に生まれてきた以上、あなたには価値があります。
それに、あなたの幸せは他人が決めることじゃないはず。
本記事で紹介する5つの方法は、自己肯定感を少しずつ高め、あなたが本来持っている内なる強さを引き出してくれます。
記事を読み終える頃には、きっと今までと違った自分に出会えることを約束します。
- 自己肯定感が低い人
- 自己肯定感が高くなる方法を知りたい人
- 常に周囲のプレッシャーを感じている人
自己肯定感が低い人の特徴
誰しも始めから自分を否定したいなんて思ってはいません。
過去の挫折や失敗が尾を引いて、無意識のうちに自分を否定してしまったこともあるでしょう。
または、他人の期待に応えられず、己の無力感を味わってしまった時、「自分はダメな人間だ」と感じたことも……。
このように自己肯定感が低い人には共通点があります。
まずはその特徴について、解説していきます。
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他人と比較する
すぐに他人と比較してしまうのは、自己肯定感が低い人の特徴の一つです。
他人との優劣で、存在意義を決めてしまい、自分が劣っているとわかると、「自分はダメなんだ」と否定的になります。
特に自信過剰な人こそ、自分のプライドが傷つけられたとき、そこから立ち直るのは一筋縄じゃいかないこともあります。
もちろん、世の中の摂理として「差異」が生じることはありますが、一つの事象の優劣だけで、自己否定してしまうのは危険です。
完璧主義
完璧主義も自分を否定してまう大きな要因です。
一見、自分に厳しい真面目な方は、失敗に寛容になれず、必要以上に自らを追い詰めてしまう傾向があります。
また、完璧主義の方は人に頼むことが苦手です。
当然、仕事も断れず、自分のキャパ以上に抱え込んだところで処理しきれず、こなせない自分を否定してしまうサイクルに入ります。
承認欲求が強い
人には感情があるかぎり、承認欲求には抗えません。
人に褒められて悪い気がする人はまずいないでしょう。
しかし、それが落とし穴。
人の期待に応えることは素晴らしいですが、承認欲求が強いと、他人に振り回されることになります。
他人のためとは聞こえがいいですが、承認欲求を受けたいがために都度、自己犠牲を払っていては自己肯定感は高まりません。
感受性が高い
感受性が高いと、他人からのネガティブな言葉に対してひどく落ち込みます。
私も感受性が強いタイプだったので、よくわかりますが、言葉を額面通りに受け取ってしまい、自己嫌悪に陥った経験も一度や二度ではありません。
さらに内向的な性格も相まって、一時期は人と関わりたくない時期がありました。
感受性が強いと、人の気持ちがわかる反面、自分に対して放たれる言葉はそれ以上敏感に反応してしまう傾向があります。
周りの目が気になる
周囲の目が気になる背景には、人から認められたい欲求が根底にあり、その欲求こそが、「人からどう見られているのか?」という妄想を作り出します。
この状態が続くと、「周りの目が気になる」心理に陥り、自分を見失ってしまいます。
仕事でも、到達すべき目標があるにもかかわらず、周りの評価を気にしすぎてパフォーマンスを落としてしまったことがあるでしょう。
本来、他人からの評価は自分ではコントロールできません。
他人からの評価を目的にすると、自己肯定感を下げる引き金となってしまいます。
自己肯定感を高める方法
ここまで、自己肯定感が低くなる人の特徴について解説してきました。
続いては先ほどの特徴を踏まえて、具体的にどのようにして自己肯定感を高めていくのかを解説していきます。
下記に挙げている方法は、私が実践している方法で、確実に自己肯定感を高めることができます。
無理やり自信を持とうとしない
まずは、無理やり自信を持とうとするのは辞めましょう!
自然と自信が湧くことは構いませんが、そもそも自信のある・なしの判断はただの妄想です。
誤解されている方がいると思いますが、自信を持つこと、自己肯定感を高めることは根本的に違います。
たとえば、自信を持つことは、「仕事ができる」、「スポーツが得意」など、何かしらの能力に対して、確信を持つこと。
一方、自己肯定感が高いとは、「仕事やスポーツができなくても、自分は大切な存在だ」と、自分自身に価値を感じることです。
無理に自信を持つことで、その自信が通用しなかったとき、自己肯定感が低下する恐れがあります。
結果に関わらず、常に自分は肯定する存在でありましょう。
人と比べない
人と比べて劣等感を感じる必要はありません
なぜなら、人は人、あなたはあなただからです。
自分の価値観に懐疑的になってしまうと、自己肯定感は下がります。
どうしても比べてしまうようなら、過去の自分と比較するようにしましょう。
人としての成長は数値化できるものではないので、他人と比べること自体がナンセンス。
自分の成長を感じたいのであれば、常に比べるべきは他人ではなく、昨日までの自分です。
自分を肯定する言葉を放つ
自分を否定しない方法は、常に自分を肯定する言葉をかけることです。
言葉をかけることは、メンタルヘルスの基本。
どんな失敗やミスを犯しても、「わたしはわたしを肯定する」と何度も自分に言い聞かせてください。
誰だって失敗やミスはします。
できれば目を閉じて言葉で確認することで、否定しそうになっていた自分を客観視することができるのでおすすめです。
読書をする
できれば、本はたくさん読みましょう。
私も読書を習慣化したことで、自己肯定感が高めることができた一人です。
読書をすることで、いろいろな価値観に触れてください。
自己肯定感が低い人は、一つの価値観に固執しすぎです。
読書を通じていろいろな価値観を知ることで、「あっ、こんな考えがあってもいいんだ!」と前向きな姿勢になれます。
読書は自己肯定感を高めるための、最も有効な方法です。
こちらの記事では、私が2年間の読書で感じた効果について詳しく解説しています。
何かしらコンプレックスを抱えていたり、自己肯定感が低いと悩んでいる方は、ぜひ一読してください。
完璧主義を辞める
完璧主義は辞めて、完了主義に徹しましょう。
あなたが完璧主義にこだわるのは、周囲の期待に応えたいからですよね?
もちろん、その気持ちを持つこと自体は否定しませんが、完璧主義を目指したところで終わりは見えません。
だったら、はじめから完璧を目指すのではなく、まずは完了させることを意識しましょう。
改善は後からいくらでもできます。
周囲の期待に応えようと背伸びをしても、長くは続かないものです。
40代でも自己肯定感は高めることができる
過去の失敗や後悔、将来への不安……。
このご時世、自己肯定感を低くしてしまう原因はたくさんあります。
私も一人の人間として、悩みがないといえば嘘になりますが、40代にとって一番大切なのは、
「今日という日をよく生きる」
それだけを考えることです。
それは今、自分がすべきことに集中するという言葉にも置き換えられます。
自分でコントロールできることだけに集中すれば、いくつになっても自己肯定感は高めることができます。
今回、解説した内容を少しずつでも実践していき、これからの人生を前向きに生きる糧にしてください。
今回は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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