「40代になって、新しい友達って必要なの?」
ふと、そう考えたことはありませんか?
確かに、人脈づくりや共通の趣味など、新たな出会いを求めること自体は悪いことではありません。
ですが、「40代でいまさらそんな労力なんて持てない…」と思うのが大半でしょう。
事実、40代から新しい友達付き合いが必要かと問われれば、私は「必要ない」と伝えたいです。
私自身、内向的で人見知りな性格で、昔は「友達の多さこそステータス」と羨むこともありました。
しかし40代となった今、自分にとって本当に大切な人と付き合って行くことが重要であることに気づきました。
そこで今回の記事では、無理に友達を増やすのではなく、これからの人生をよりハッピーに過ごすための人付き合いの方法を5つの視点から紹介します。
新しい出会いは楽しみを生む一方は、ストレスに繋がる原因にもなります。
40代からは自分の時間を大切にして欲しいと願っているからこそ、これまでの人間関係を改め、新たな付き合い方をしていきましょう。
友達の多さは幸福度に直結するのか?
結論、友達の多さは決して、幸福度に直結しません。
なぜなら交友関係が大きいほど、必然的に付き合いは広く浅くなるからです。
子どもの頃に聞いた「友達100人できるかな」というフレーズが一人歩きしており、【友達が多い=幸福度が高い】という、バイアスが生じているからです。
「じゃー、一人で孤独に生きればいいのか?」と言われると、そう極端な問題ではありません。
人間は孤独では生きていけません。
割と一人の時間が好きな私でさえ、やっぱり孤独は辛いと感じます…。
一人の時間が好きというのも、周りに人がいるという前提で成立してるんです。
多ければいい、少なければ悪いという数の話ではなく、「どのような関係を築けているのか」が一番大切です。
ちなみに私は親友と呼べる友人が4人いますが、40年たった今でも「友達に恵まれた」と心から感じています。
数の多さだけで、単純に幸福度が高いと思うのは早計です。
40代なら友達より仲間を作ろう!
40代からはむやみやたらに友達を作るよりも、仲間を作る意識が大切です。
たとえば、副業をしているなら、同じ副業仲間を作るのも大いにアリです。
仲間とは、時に厳しく切磋琢磨し合うもの。
同じ目的を持つ仲間なら、信頼も強固となり、あなたのグットパートナーとなることだってあります。
目的のない、仲間意識なんて存在しないですからね。
もし、今、信頼できる友達がいない方でも、見るべき視点を変えれば、自分のやっていること、やりたいことから、仲間を作ることに目を向けてみましょう。
そこでできた仲間は、あなたにとって一生の財産となる可能性があります。
人脈作りという罠
たまに、「人脈作りのために交友関係を広げている」という方がいます。
もちろん、その積極的な行動には讃えるべきものがありますが、この考え方は、自分視点の発想に過ぎません。
副業界隈でも、
- 誰と知り合えば、自分が稼げるか
- 成功するには、いろんな人脈があった方がいい
このような考え方を持つ人はごまんといます。
もちろん、一過性であれば、やり方次第で成功することも、稼ぐこともできるかもしれません。
しかし、自分では何も提供できる価値がないのに、自己都合だけを考えて、人脈作りをしようとすれば、信頼は失われるでしょう。
別に人脈作りを完全否定するつもりはありませんが、人脈は一方的に作るものではなく、ギブ&テイクしながら必然的に作られるものです。
40代からの人付き合いの方法
仕事や家庭で日々忙しい40代にとって、人との付き合い方は重要です。
ここからは自分の時間を1分、1秒たりとも無駄にしないための方法を5つ解説していきます。
目的を持って人付き合いをする
40代から新しい人付き合いをするなら、必ず目的を持ちましょう。
関わる人を選定しているようで、嫌な気持ちになるかもしれませんが、来るもの拒まずで対応する余裕など40代にはありません。
たとえば、
- 同じ価値観を持っている
- リスペクトし合える
- 同じ目標を持っている
など、お互いに相乗効果を生み出せれば、短期的な付き合いではなく、長期的に支え合える関係性を築けます。
もちろん、「一緒にいて楽しい」という、感情が生まれることもあるでしょう。
それも大切な要素ですが、一番大事なことは、「自分に良い変化をもたらせてくれる」という視点です。
時間を奪う人からは離れる
人間関係にも慣れが生じてくると、自分の都合だけで物事を判断し、こちらの都合などお構いなしに、平然と時間を奪ってくる人がいます。
この手のやっかないところは、はじめは気づきにくいという点です。
完全な予防策は講じることができませんが、このような人間にはある特徴があります。
その特徴とは権利意識が強い人、つまり、媚を売る人のことです。
このようなテイカー気質は、人を利用したり、操作することに長けています。
あなたの職場にも、権力者に媚を売る人が1人くらいはいませんか?
自分のことしか考えられない人間が、他人のことを考えれるはずがありません。
そんな時間泥棒とは一刻も早く、離れた方が賢明です。
スケジュールには余白を持たせる
常に人との付き合いに追われていては、自分の時間を持つことができなくなります。
40代であれば、自分の時間も大切にして欲しいところ。
毎週末、人との付き合いでスケジュールをびっしり埋めるのではなく、自分と向き合う時間を設けることで、スキルアップなどの自己研鑽を図ることもできます。
特に時間は有限なので、「また今度やろう」では手遅れになる可能性があります。
そのような後悔は、この先ずっと気持ちを引きずることになるでしょう。
50代や60代になって、体力の衰えを実感する前に、本当に自分がやりたかったことに目を向けてください。
こちらの記事では、40代が後悔しそうなことをランキング形式で解説しています。
後悔しないための対策についても言及していますので、これからの人生を後悔したくないと思うなら、一読をおすすめします。
都合の良い人にならない
私は、人に都合よく扱われる人間でした。
自己犠牲といえば、聞こえはいいかもしれませんが、根底には「人に嫌われたくない…」という欲求があったんだと思います。
心の中では抗う努力をしても、「断る勇気」が持てず、自己嫌悪に陥ったりもしました。
言い返されるのが怖かったので結局、人の都合に流されるまま…。
ですが、自己犠牲を払い続けても、何も満足感は得られないことに気づきました。
もちろん、前提として人のために行動できることは素晴らしいですが、自己犠牲を払うのとはまた、ニュアンスが異なります。
その相違点とは、その行動に「意義」を感じるかどうかです。
- 自分にとって価値がある
- 自分が楽しめる
この2点が自己犠牲との違いです。
決して他人の都合ではなく、あなた自身の気持ちに沿った行動をとるように心がけましょう。
大切な人との縁は大事にする
あなたにとって大切な友人はいますか?
「Yes」と答えられたなら、そんな大切な友人との縁はこれからも大事にしていきましょう。
正直、100人の友達より、たった一人の親友です。
40代で重要なことは、深く付き合える人間がどれだけいるか?
この視点なんです。
別に常に身近にいなくても、大切な存在であることには変わりありません。
本当に大切な人だと感じるなら、離れていても関係性は崩れることはないからです。
40代からは人間関係を見直す時期
今回は、40代からの人付き合いの方法について解説していきした。
40代からは新しい友人を探すことよりも、これまでの人付き合いの方法を見直していくことの方が大切です。
忘れないように最後にもう一度、復習しておきましょう。
人の悩みの9割は人間関係とも言われています。
ストレスを溜めるだけの人付き合いは避け、本記事で紹介した方法をぜひ取り入れてみてください。
人間関係が変われば、きっとあなたの人生の充実度が高まるはずです。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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